大人になっても体が上手く使えなかったり(かたいなど)、腰痛に悩まされる方は乳幼児のハイハイ運動が効果的だといわれています。
ハイハイの動きは赤ちゃん期に見られる発達段階の一つですが、このハイハイの動きがヒトの土台となり、とても大切です。
今日はハイハイの動きのよさについて具体的にご紹介します。
「ハイハイって何がいいの?」
・肩、腕、手、指の筋力が強くなる
⇨手先が器用になる
・首、あごの力がつき咀嚼力が育つ。また、声帯も育つので歯切れがいい言葉が出やすくなる
・背筋の力が強くなる
⇨上半身の身体を支えられ、姿勢が良くなる
・首の後ろの筋肉が強くなる
⇨二足歩行になったとき頭を支えられる
・両眼と注意力がよく育つ
⇨少しずつ周りを見ながら移動できるようになっていくため、段差や斜面も考えながら自分の体をつかえる
・全身の筋肉が強くなるので大脳の働きが良くなる
・足の力が強くなり直立歩行の力がつく
子どもたちの背筋や腹筋を発達させるだけでなく、意外と「食」の発達にも関わっています。いいことばかりなのです。
乳児期だけではなく、幼児期も段ボールトンネルや斜面登りなどで「這う」動きことを大切にしてあげてほしいと思います。
乳幼児期はヒトの土台です。
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